実は闇が深い業界!?eスポーツのリアルを解説します

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ストリートファイター6の流行であったり、一般家庭層へのPCの普及といったさまざまな要素から、日本においても年々盛り上がりを見せているeスポーツ。

どのゲームの大会においても、努力して強くなった選手が大会で優勝して嬉し涙を見せたり、仲間と抱き合って喜ぶシーンは、従来のスポーツと同様の感動もあり、とても見ごたえがありますよね。

そんなeスポーツシーンですが、実は根深い闇も存在することをご存知でしょうか?

常に発展途上という形で進化を続けている日本のeスポーツシーンですが、多くの問題や事件も発生しているのが現状であり、将来的にeスポーツシーンに参加したいと思っている人や、eスポーツシーンに参入を考えている企業様にもぜひ知っててもらいたいのです。

ということで今回の記事では、eスポーツシーンに存在する闇について解説していきたいと思います。

目次

eスポーツにも闇はある?

冒頭でも述べたように、eスポーツシーンにはさまざまな問題点も残念ながら存在しています。

この問題点の中には、大会運営や選手自身の努力等で解決するものから、対戦ゲームという関係上どうしてもつきまとってしまう問題、近年になってから問題が浮き彫りになってしまったものなどもあり、一括りに闇とはいってもその問題はさまざまなのです。

また、海外での大会であったり、オンラインのゲーム大会等では以前からさまざまな問題点が指摘されることも多く、過去には日本有数のCOD部門プロチームであるRush Gamingが、オンライン大会中にサイバー攻撃を仕掛けられたにも関わらず、運営側がまともに問題に取り組まなかったことで無念の敗退になってしまったケースもあります。

ニュースやメディアでは高額賞金の獲得や、選手が大会中で発揮したスーパープレイといった明るい話題が表立って有名になりがちですが、その裏にはこれらのような、闇の深い話題というのも存在するのです。

ぜひ知っておきたいeスポーツの闇

eスポーツシーンには闇があるということを解説しましたが、本項からは将来プロゲーマーを目指す人であったり、eスポーツシーンの参入を考えている企業様に向けて、絶対に知っておきたいeスポーツの闇をいくつか解説していきます。

後述すること全てが事実ということを踏まえて、ぜひ参考にしていただければと思います。

①実はとても大変なプロゲーマーという職業

最初に取り上げたいのが「実はプロゲーマーという職業は大変」ということです。

「ゲームをするだけで稼げる仕事」や「高額賞金を狙える夢の仕事」とメディアやニュース等で述べられるプロゲーマーという職業ですが、実際には本当にゲームだけで稼げているプロゲーマーというのは日本においても一握りの存在しかいません。

プロゲーマーが稼ぐには「大会で勝利して賞金を稼ぐ」ことが重要で、もし大会で力を発揮できずに予選やトーナメントの序盤で負けてしまった場合は、賞金が発生しないことがほとんどです。

そのため、FPSなどでチームに加入している選手の中には、本業としてサラリーマンやアルバイトをする傍らで、選手としても活動している人も実際に存在します。

また、多くのプロゲーマーはスポンサーとの契約もあり、スポンサーと継続的に契約を行うにもやはり大会での戦績というのは重要となってきます。

この大会での緊張であったり、スポンサー企業や周囲の人々からの期待の声が、選手のメンタルにも大きく影響してしまい、力をいまいち大会で出しきれず、そのまま契約終了ということもあります。

このように、プロゲーマーというのはとても大変な仕事でもあるのです。

②ゲームの大会における不正行為

次に紹介する闇が「ゲーム大会中の不正行為」です。

前述で紹介したRush Gamingが受けたサイバー攻撃を始めとした、大会中におけるさまざまな不正行為は、日本のみならず世界のeスポーツシーンでも問題となっており、現在に置いてもさまざまな不正が要因となってチームが敗北となったり、勝利剥奪という事態につながったりしています。

過去にあった例としては、世界有数のFPSタイトルであるCSGOの大会にて、OpTic indiaの選手が大会中のチート使用が発覚して問題となったり、現在最も盛り上がっているFPSタイトルのVAROLANTにおいても、参加していたチームのnoot nootがチート使用で失格になったりと、ゲーム大会における不正行為という問題は現在になっても蔓延る問題なのです。

③選手たちのモラル

最後に解説するのは、選手のモラル問題です。

世間的な注目度も年々上がっているプロゲーマーという職業ですが、近年では選手のモラルに疑問が投げかけられる騒動も多く発生しています。

よくある例として、ゲーム内のボイスチャットで選手と一般のプレイヤーによる喧嘩が発生してしまったり、選手による動画配信中やSNSでの言動が問題となったりなど、インターネット社会となった現代ならではの問題も多い傾向にあります。

近年では配信中の言動が問題となったことで、チームから解雇となった格闘ゲーマーもニュース等で話題となっており、これを受けて選手のモラルに関する研修を行うゲーミングチームもあります。

この問題はインターネットが中心となった現代だからこそ、向き合う必要がある問題ともいえます。

eスポーツの未来を良くするには?

ここまでeスポーツの闇に触れてきましたが、これらの問題点を受け入れつつ、eスポーツの未来をより良くしていくにはどうすればよいのでしょうか?

近年ではプロゲーマーとスポンサード企業双方で、支援面における連携の強化が図られていたり、モラル研修の導入といったように、さまざまな努力も行われています。

では、将来的にプロゲーマーになりたい人や、eスポーツシーンの参入を考えている人にはどのようなことが大切なのか、本項で解説していきます。

①常に客観的な視点を何事にも持つようにする

まず大切なのが「何事にも常に客観的な視点を持つこと」です。

前述したような、eスポーツの闇に関する問題と直面した時、誰もが主観的な視点で物事を考えてしまい、問題解決に物事が動かなくなってしまうことも多いです。

そんなときに客観的な視点を持って、物事と向きあうことで、解決まで持っていけることもあります。

どんな問題が合っても、常に「どうすればこの問題を解決できるのか?」「どうすれば未然に防げたのか?」といったように客観的な視点を持つように心がけると良いでしょう。

②プロゲーマーも仕事であると認識する

特にプロゲーマーを目指す人に大切なのが「プロゲーマーも仕事であることを認識する」ことです。

モラルや素行といった面で問題行動をしてしまうプロゲーマーの多くは、自身が世間的にも大きな影響を与えるプロゲーマーという自覚が足りていないことが多いです。

「自分は企業や世間にも影響を与える人物」ということを理解した上で、素行やモラル面の悪い部分もしっかり修正しつつ、同様にゲームの攻略もこなしていくことが重要なのです

まとめ

今回はeスポーツの闇について解説しました。

多くの人に夢を与えるeスポーツシーンですが、その分多くの問題点や改善点が未だにある世界です。

近年では多くのeスポーツチームやスポンサード企業が、今回の記事で解説した問題点などを受け入れつつ、改善できるよう努力を行っていることも多くなっており、間違いなくeスポーツシーンは以前よりも明るくなっています。

今後のeスポーツシーンのさらなる発展にも目が外せません。

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