ゲーミングPCと一般的なPCの違いを解説します

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近年ではeスポーツの流行であったり、一般層にもPCが普及したことをきっかけに、PCでゲームを遊ぶ人が飛躍的に増えています。

PCで遊ぶゲームは家庭用ハードのゲームと比較して、高スペックのPCであればあるほどゲーム内のグラフィックなどの面でクオリティが向上するため、家庭用ハードよりも高品質なゲーム体験ができたりと、PCならではのメリットもあります。

そんなPCですが、ゲームを遊ぶことに特化したPCとして、ゲーミングPCと呼ばれる高スペックPCも存在します。

ゲーミングPCは一般的なPCと比べてもさまざまな違いがあるのですが、eスポーツやPCに関する知識がない人からすれば、何が違うのかわかりにくいですよね。

今回の記事は、ゲーミングPCと一般的なPCの違いについて解説していきますので、PCでゲームを遊びたい人や、ゲーミングPCについてよくわからないという人もぜひ参考にしてみてください。

目次

ゲーミングPCとは?

ゲーミングPCがどのようなPCなのか解説していきます。

冒頭でも「高スペックなPC」と表現しましたが、ゲーミングPCはその名の通り、PCでゲームを遊ぶために高い性能を有したPCのことを指します。

一般的なPCではゲームを遊ぶ際に、ゲーム側がPCに要求するスペックというものがあるのですが、一般的なPCでは搭載されているパーツ等の関係上、どうしてもスペック不足となってしまい、ゲームを遊ぶことは基本的にはできません。

しかし、ゲーミングPCであれば、高性能なパーツなどをPCに組み込むことでゲーム側が要求する高いスペックを発揮することができ、ゲームを快適に遊ぶことができるのです。

ゲーミングPCと通常PCの違いを解説

ゲーミングPCがどのようなPCなのか解説したところで、ここからはゲーミングPCと一般的なPCの違いについて解説していきます。

PCに関する知識等がない人からすれば、何が違うのかわからない人も多いかと思いますが、実はかなりわかりやすい違いもありますので、ぜひ参考にしていただければと思います

①グラフィックボードの搭載

最初に解説する違いは「グラフィックボードの搭載」です。

おそらくゲーミングPCと一般的なPCの最も大きな違いといえる部分で、このパーツがPC

に搭載されているかないかで、ゲーミングPCと一般的なPCは区別できるといっても過言ではありません。

名前のようにPCのグラフィック性能に直結するパーツとなっており、搭載することで3DグラフィックでPCへの負荷が高いゲームを遊ぶことができるようになります。

FPS等のゲームを遊ぶ場合は、非常に高性能なグラフィックボードを搭載することで、フレームレートや画質の差で有利不利が生まれるほど重要なパーツにもなっており、まさにゲーミングPCを象徴するパーツといえます。

②CPUやメモリの性能差

次に解説する違いはCPUやメモリといった、PCの処理性能に直結するパーツの性能差です。

一般的なPCでは、ゲームを遊ぶことを想定されていないため、搭載されているCPUの処理能力はかなり低いものが搭載されており、同様にメモリの容量もゲーミングPCが8GB~32GBのものが搭載されているのに対して、一般的なPCに搭載されているメモリの容量は4GB~8GB程となっており、ゲーミングPCと一般的なPCの処理能力には非常に大きな差があるのです。

③自作やカスタムがしやすい

3つ目の違いは「自作やカスタムといった自由度の高さ」です。

一般的なPCは搭載されているパーツやケースの大きさ等の点から、パーツを後から追加したり、交換するといったカスタマイズの幅がとても狭く、性能の向上も見込めないということが多いです。

しかしゲーミングPCの場合は、使用するケースは大きいものを基本的には使用するため、後からのパーツ追加や交換といったカスタマイズもできることが多いです。

また、必要以上の性能を求めないという人であれば、パーツを自身で選びながら自作でゲーミングPCを作ることも可能です。

こういったカスタマイズ要素や自作という選択肢もあるという点も、ゲーミングPCと一般的なPCの違いといえます。

④価格の違い

最後の違いは「値段が高い」という点です。

一般的なPCであれば、仕事用やゲーム以外の用途で使用する程度のスペックであれば、最も安いもので1万円程度で購入することもできます。

対してゲーミングPCの場合は、高性能なCPUや冷却用のクーラー、グラフィックボードといった高価なパーツがふんだんに使われていることで、価格に関しては安いものでも最低10万円以上の価格になってしまうことも多いです。

自作であればある程度価格を決めながら制作することもできますが、その分スペック面ではどうしても劣ってしまうこともありますので、理想のスペックと予算を照らし合わせながら自作していく必要もあります。

実はゲーム以外にもこんなことができる

ゲームを遊ぶことに特化した性能を持っているゲーミングPCですが、実はゲーム以外の用途でもさまざまな活用法が存在します。

ゲーミングPCはとても高い性能を持っていることからさまざまな仕事においても使用することができ、人によっては仕事目的でゲーミングPCを持つ人もいるほどです。

ここからは、そんなゲーミングPCのゲーム以外の活用法を解説します。

①ゲーム制作

最初に解説する活用法としてはゲームの開発です。

ゲーミングPCが有している優れた処理能力を活用して、ゲーム制作を行うことができます。

近年ではUnityを始めとしたゲームエンジンの普及によって、一般の人でも気軽にゲーム制作ができる環境となっており、ある程度のスペックを有したPCさえしていればゲーム制作に携わることが可能です。

また、3Dグラフィックのキャラクターデザイン等でもゲーミングPCは活用できるので、ゲーム関連のことであればさまざまな点でゲーミングPCは活躍します。

②動画関連の仕事

次に紹介する活用法は動画編集です。

こちらもゲーミングPCが持っている優秀な処理能力を活かした活用法で、Youtubeで動画配信を行っているYoutuberなどもゲーミング並の性能を持ったPCを使って編集作業を行っています。

なぜゲーミングPCで編集作業が行われるのかというと、実は高画質の動画を編集したりする際には、相応の処理能力やグラフィック性能が必要とされる事が多く、スペック不足のPCでは編集に時間がかかってしまうことが多いのです。

そんなときにゲーミングPCを活用することでより高速かつ効率的に編集作業ができるので、動画編集でもゲーミングPCは活用できます。

③配信サイトでの生配信

最後の活用法は生配信です。

Youtubeやtwitchを始めとした配信サイトで行われている生配信ですが、配信を行う際にはPCに対して意外にもかなりの負担がかかってしまいます。

もしスペックが不足しているPCで配信を行ってしまうと、ゲームを遊ぶ以前の問題で、配信の負荷に耐えられずに動きが重くなってしまったり、ブルースクリーンなどのエラーでフリーズしてしまうこともあります。

そのため、ゲームの生配信等を行う際には、高いスペックのゲーミングPCを使用することで、スムーズな生配信を行うことができるのです。

まとめ

今回の記事では、ゲーミングPCと一般的なPCの違いや、ゲーミングPCのゲーム以外の活用法なども解説しました。

ゲーミングPCはかなり高価なPCなので、最初は購入を戸惑う人も多いかもしれませんが、いざゲームを遊んでみると非常に快適に遊ぶことができるだけでなく、ゲーム以外にもさまざまな活用方法がありますので、シンプルな高スペックPCとしても活躍してくれます。

最上級のゲーム体験をしたい人や、シンプルに高スペックなPCを求める人も、ぜひゲーミングPCを考慮してみてはいかがでしょうか?

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