eスポーツ界隈でよく使われるDiscordのご紹介

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近年ALGSやSFLといったさまざまなeスポーツ大会が開催されており、YouTubeなどの動画配信サイトにて生配信もされることから注目度も年々上がっており、注目選手同士による対戦や優勝候補チーム同士の対戦時には、多くの視聴者が集まるなど、eスポーツ界隈は常に盛り上がりを見せています。

そんなeスポーツシーンにおいて、APEX LEGENDSやVAROLANTを始めとしたFPSタイトルや、LOLなどのチームリアルタイムストラテジーゲームにおいて、仲間とのコミュニケーションは必須です。

以前まではゲーム内のVC(ボイスチャット)機能を用いたり、Skypeなどの通話ソフトを使用して意思疎通を行うのが主流で、eスポーツシーンでもそれらの方法を用いた通話が行われていましたが、近年ゲーム中に役立つ新たな主流ソフトとして「Discord」が用いられるようになってきました。

このDiscordですが、実はさまざまな機能を備えたとても便利なコミュニケーションソフトで、近年では多くのゲームユーザーはもちろん、プロゲーマーの人たちも配信やeスポーツシーンで利用しているだけでなく、仕事などで活用する人も増えているほど利用者が増えているのです。

今回の記事では、Discordがどれほど便利で画期的なソフトなのかという解説を行っていきますので、Discordの導入を考えている人などもぜひ参考にしてみてください。

目次

あらゆる場面で便利すぎるソフト「Discord」

eスポーツシーンを始め、一般ゲームユーザーにも広く活用されているコミュニケーションソフトが、冒頭でも名前を挙げた「Discord」です。

DiscordはアメリカのDiscord inc社が開発したソフトとなっており、元々はソフトの開発者がプレイしていたゲームにおいて「遅延なくスムーズな連携をチームで行うにはどうすればいいか」という問題から開発がスタートし、そこからゲームユーザー間でその利便性の高さが評価されて、現在では多くのゲームユーザーに利用されています。

人気の要因には先程も挙げた利便性はもちろんなのですが、その高性能に加えて無料で利用できることも多くのユーザーから活用されている要因といえます。

日本でも日本語化が施されたPC版やスマホ版もリリースされたことから多くのユーザーが利用しており、特にTwitch等の配信サイトで活躍しているゲームストリーマーが利用し始めたことと、画面共有などのしごとでも活用できる機能が無料で利用できることも、日本での人気が集まった要因となっています。

ここまでDiscordについて概要を述べましたが、次項からはDiscordに搭載されている機能について解説していきます。

Discordの便利機能①:チャットでのやり取り

最初に解説する機能はチャット機能です。

ディスコードでは個人同士のチャットはもちろんのこと、後述でも解説するグループ機能を用いて多人数でのチャットも行うことができます。

チャットを行う際には画像や動画などのファイルを送信することもでき、eスポーツシーンではチャット機能を用いて作戦を仲間と共有したり、通話では伝えにくい話を文章化して伝えたいときなどに活用されており、ゲーム以外では仕事でも活用できる便利な機能となっています。

Discordの便利機能②:ボイスチャットによる通話機能

次に解説するのがボイスチャット機能です。

Discordを象徴する機能であり、この通話機能の利便性の高さがDiscordの高い人気に繋がっているといえます。

Discordのボイスチャット機能の最大の特徴はゲームとの相性がとても良いことです。

従来のボイスチャットでは、通話している相手の情報を画面に映すことはできず、数人以上でチームを組んでボイスチャットを行う際には誰が喋っているのかもよくわからないという現象がよくありました。

しかしDiscordでは通話している相手の名前やアイコンを常にゲーム画面に表示し、誰かが喋っているときにはアイコンが緑色の円で覆われるので、誰が喋っているのかを確認しやすく、メンバーそれぞれの音量調整なども簡単に行うことができます。

また、マイクのミュートなども基本ワンボタンで行うことができるので、操作の簡単さや通話の快適性など、あらゆる点でDiscordはゲーム用コミュニケーションソフトとして高い利便性を実現しているのです。

Discordの便利機能③:画面共有しながらのコミュニケーション

次の機能は画面共有です。

画面共有はゲームを遊んでいるフレンドの画面を見ることができる機能で、活用される場面としてはゲーム初心者にコーチングをする際などに利用されることが多いです。

ゲームを教える際に文章だけだとどうしても分かりづらいことも多く、通話を使っても言語化が苦手な人だと伝えたいことをうまく伝えられないことも多いです。

そんな悩みを解決してくれるのがこの画面共有で、画面共有機能を利用して通話しながらコーチングを行うことで、より効率的でわかりやすく知識や技術を吸収することができます。

近年ではこの便利さからゲームのオンラインコーチングなどでもDiscordの画面共有を活用することも多く、多くのユーザーからも高い評価を受けている機能です。

Discordの便利機能④:グループ機能

最後に解説するのがグループ機能です。

この機能を用いることで、よく一緒にゲームを遊ぶ友人同士で遊ぶ際に、わざわざ個人チャットで呼びかけを行う必要もなく、グループ内のチャットに誘いのメッセージを入れるだけで良くなるほか、通話への参加もグループに入って通話ボタンを押すだけでできるので、チーム戦のゲームをプレイするユーザーにはとてもありがたい機能となっています。

eスポーツシーンでもチームそれぞれのグループを作成して、チームに連絡事項がある際にも運営側が対象チチームのグループに入るだけでコミュニケーションが取れるので、eスポーツシーンにおいても選手間とのコミュニケーションが簡単にできる機能として評価されています。

近年では家庭用ゲーム機でも活躍しているDiscord

前述のように素晴らしい機能に溢れたコミュニケーションソフトであるDiscordですが、かつての欠点として「PCでしか活用ができない」という部分がありました。

しかし近年ではPS5やXBOXなどのゲーム機にてディスコートが公式に利用できるように機能がついに追加されるようになり、ついに家庭用ゲーム機においてもDiscordが利用できるようになりました。

これにより、例えばPS5でAPEX LEGENDSを遊んでいる人が、PCで遊んでいる友人と遊ぶ際に、今までならゲーム内のVC機能を使わざるを得なかったのですが、Discordが公式に利用できるようになったことで、別ハード間でも気軽にVCが楽しめるようになりました。

このようにDiscordはPCゲームのみならず、さまざまなゲーム機の垣根も越えてコミュニケーションが取れる万能コミュニケーションソフトとして、活躍の場を広げています。

Discord以外にもeスポーツ界隈で使われるソフトはある?

eスポーツ界隈で多くの選手達が利用しているDiscordですが、Discord以外にもeスポーツ界隈でよく使われるソフトがあるのか気になるかと思います。

Discord以外でeスポーツ界隈においてよく利用されているソフトとしては、配信で活用されるOBS Studioや、動画を投稿する際の編集用ソフトとしてAdobe Premiere Proなどが挙げられます。

eスポーツシーンで活躍している選手の多くは、YouTubeやtwitchなどの配信サイトで生配信を行うことも多く、円滑な生配信やゲームプレイ動画の投稿を行うために上記のようなソフトを用いていることが多いです。

まとめ

今回の記事ではDiscordについての解説やDiscord以外のeスポーツシーンで活用されている便利ソフトについて解説しました。

Discordは日本のみならず、海外のeスポーツシーンやカジュアルなゲームユーザー層にも幅広く利用されているソフトで、その総利用ユーザー数は全世界で3億人以上とされています。

チャットでのやり取りや通話機能はもちろんのこと、画面共有などの画期的な機能も実装されており、ゲームを遊ぶ際のコミュニケーションソフトとして欲しい機能をすべて搭載した万能コミュニケーションソフトといえるでしょう。

近年では家庭用ゲーム機でもDiscordが使用できる機能が実装され始めているので、PCゲームユーザーのみならず、PS5やXboxなどのゲーム機でゲームを楽しんでいるユーザーも、Discordを有効活用することで、より快適なゲームライフを遅れるのではないでしょうか?

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