ゲームを用いたスポーツ競技として、野球やサッカーなどのスポーツと同様に、さまざまなゲームタイトルで盛り上がりを見せているeスポーツ。
eスポーツで採用されている対戦ゲームは勝負の世界であり、ゲームが上手な人と下手な人というのはどうしても生まれてしまうのですが、下手な人は上手な人のゲームプレイを見て「自分と何が違うんだろう?」と疑問に思うことも多いかと思います。
そこで今回の記事では「ゲームが上手な人と下手な人の違いはなにか?」をテーマに、ゲームが上手な人と下手な人の特徴であったり、どうすれば上手な人になれるのかを解説していきます。
ゲームが上手な人の特徴とは?
まずは本項にて、ゲームが上手な人の特徴を解説していきます。
ゲームが下手な人が上手な人に対して抱く「どうすればそこまで上手にできるんだろう?」という疑問ですが、ここで重要なのは「ゲームが上手な人も元々は下手な人」であることです。
人によっては天才的な才能で、初めてやるゲームでもある程度上手にできる人はいますが、それはもちろん人それぞれであり、ゲームが上手な人の誰もが最初は上手なわけではないのです。
ということでここからは、ゲームが上手な人に共通する3つの特徴を解説していきます。
①ゲームの本質を理解できている
最初の特徴は「ゲームの本質を理解できている」です。
対戦ゲームにおいて勝利を収めるためには、練習や経験をたくさん積み重ねていくことが何よりも大事なのですが、この練習などを重ねていく最中でゲームが上手な人は、そのゲームの本質に気づくことができます。
例としては「このゲームはこのキャラが一番強い」「ルール的にもこの立ち回りが正しい」といった感じで、ゲームをしっかり理解することで、そのゲームにおける最適解なゲームプレイができるのです。
②常に反省点を見つけられる
2つ目は「常に反省点を見つけることができる」です。
ゲームで負けたりしたときに、人によってはどうしてもイライラしてしまったり、悔しさから怒りの感情が湧き出ることも多いかと思います。
しかしゲームが上手な人が試合で負けたときには「なぜ負けてしまったんだろう」と考えていることが多いです。
もちろん上手な人でも感情が先に出てしまうことはありますが、後に冷静になってから試合のリプレイなどを見て冷静に分析を始めることも多いです。
つまり、ゲームが上手い人というのは、常に自身の悪い部分を理解して修正できるという能力に長けているといえます。
③ゲームを楽しんでいる
最後の特徴は「ゲームを楽しんでいる」です。
ゲームを上達するために継続して遊び続けるにはモチベーションを維持することが大切です。
ゲームが下手な人の場合はこのモチベーションがあまり続かず、プレイ時間もゲームが上手な人と比べて少なくなりがちですが、ゲームが上手な人というのはそもそも「ゲームが楽しくて遊んでいる」ので、長時間のプレイでも苦に思わずにプレイを続けることができます。
「ゲームを楽しむのは当たり前」と感じる人も多いかもしれませんが、一度ゲームをプレイしている自分を客観的に見直して、本当にゲームが楽しめているのかを振り返ってみましょう。
ゲームが下手な人の特徴とは?
前項ではゲームが上手な人の特徴を解説しましたが、次はゲームが下手な人の特徴について解説していきます。
前述したように、ゲームが誰もが最初は下手な人からスタートし、練習や経験で上手な人になっていきますが、人によってはプレイし続けても成長できず、ゲームが下手な状態が続いていると悩む人も多いかと思います。
ゲームが上手な人の特徴があるように、ゲームが下手な人にも特徴はしっかりありますので、その特徴について解説していきます。
①ルールやテクニックを理解せず学ばない
ゲームが下手な人に共通する特徴1つ目は「ゲームのルールやテクニックについて学ばない」です。
ゲームが上手な人は「ゲームの本質を理解する力」に長けていると、前項では述べましたが、ゲームが下手な人というのは逆でゲームの理解力に乏しいことが特徴です。
そのため、チーム戦のゲームなどでも無意識のうちに利敵行為につながるような立ち回りをしてしまい、チームを敗北に導いてしまうことも多いのです。
②怒りの感情を制御できていない
2つ目の特徴は「怒りの感情を制御できない」です。
対戦ゲームにおいて怒りという感情は基本的にデメリットしかありません。
試合終了後の悔しさから怒りが出てしまう場合は、試合終了後なので問題はないものの、試合中の怒りは自身のパフォーマンスを大幅に下げてしまうだけでなく、チーム戦の場合は味方の士気にも悪影響を及ぼしてしまいます。
ゲームが下手な人の中には怒りの感情が制御できず、上記のように自身や味方に多大な悪影響を与えてしまっていることで、頑張っても上手な人になれないという負のループに入ってしまっていることもあります。
③ゲームを楽しんでいない
最後の特徴は「ゲームを楽しんでいない」です。
ゲームが上手な人の場合は、ゲームを楽しんでいるからこそモチベーションも維持することができ、したがって自然とゲームの腕も上達していきますが、ゲームが下手な人の場合は、前述したゲームへの理解力や怒りの制御ができないといった特徴もあるように、実は「ゲームを根本的に楽しめていない」という状況に、無自覚に陥っていることもあります。
もしゲームが下手な人で、本項で解説している特徴に当てはまっている人は、後述の方法を用いてゲームの上達を目指してみるのがおすすめです。
ゲームが下手な人におすすめのゲーム上達方法
ゲームが上手な人と下手な人の特徴を解説したところで、本項ではゲームが下手な人でも上手な人になるためのゲーム上達方法を解説していきます。
ゲームが下手な人でも、実は少し思考を変えてみたり、ちょっとした工夫をするだけでもゲームが一気に上達することがあります。
本項でその上達方法について解説していくので、ゲームがなかなか上手にならない人や、前項のゲームが下手な人の特徴に当てはまる人はぜひ参考にしてください。
①上手な人とプレイしてみる
1つ目の方法は「上手な人とプレイする」です。
ゲームが上手な人と一緒にプレイすることで、自然とゲームは上達します。
特にAPEX LEGENDSをはじめとしたチーム戦FPSでは、上手な人と一緒にプレイすることで、立ち回りであったり、エイムを上達するコツといった有益な情報を得ることができるだけでなく、自身の何がだめだったかというポイントを客観的な視点から教えてくれるので、上手な人とゲームをプレイするのは上達にとてもおすすめな方法です。
②客観的な視点を持つようにする
次の上達方法は「客観的な視点を持つようにする」です。
ゲームの上達を目指す上で客観的な視点を持つことはとても大切です。
例えば格闘ゲームで対戦して負けた際に、ゲームが下手な人の場合はなんで負けてしまったのかを特に考えることなく「キャラの相性が悪かった」「下手だからしょうがない」で終わらせてしまうことがあります。
しかし、そんなときにこそ「どうして今の対戦は負けたのか」「リプレイを見直して敗因を分析しよう」といったように、負けた要因を調べるためにリプレイなどを見直して、客観的に自身のプレイを見ることが重要です。
そうすることで、プレイ中では分からなかったことや意識するべきポイントを発見することができ、自身のプレイに活かしていくことができるようになります。
③ゲームを楽しむ工夫をする
最後の上達方法は「ゲームを楽しむ工夫をする」です。
ゲームを上達するためには継続して遊ぶことも重要ですが、ゲームが下手な人は前述したようにゲームを楽しめていないことからなかなかモチベーションが維持できないことも多いです。
そこで重要なのが、楽しみ方を工夫することです。
「1日に10キルを目標にする」「リプレイを見てだめだったことを意識してプレイする」など、小さな目標を達成しながらプレイすることで達成感を味わえるだけでなく、長期的に続けることで確実に自身の糧になってくれます。
このようなちょっとした楽しみ方の工夫をするだけでも、下手な人でも上手な人に近づくことができます。
まとめ
今回の記事では、ゲームが上手な人と下手な人の特徴に加え、下手な人が上手な人になるための上達方法なども解説しました。
この記事で改めてお伝えしたいのは「ゲームがどれだけ下手な人でも、努力を重ねることで上手な人になれる」ということです。
現在においてeスポーツの第一線で活躍しているプロゲーマーの人達も、かつては下手な人であり、そこから努力や経験を重ねたことで高い実力を得るに至っています。
才能というものも確かにあるかもしれませんが、最も大事なのは、ゲームを楽しみつつ努力を積み重ねて行くことが、上手な人になるための近道なのかもしれません。
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