スポンサー契約を結ぶeスポーツチームの選び方

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近年、eスポーツ市場が伸びてきており、ビジネスチャンスと考えている企業も少なくありません。

プロチームとスポンサード契約を結び、自社の商品・サービスの認知拡大や企業イメージを変える事ができます。

といっても、どのチームのスポンサーになっても良いというわけではありません。

この記事では、スポンサーになるメリット・デメリット、チーム選びについてまとめていきます。

目次

eスポーツチームのスポンサーになるメリット

商品やサービスの認知拡大・売上増加につながる

チームのホームページ掲載・SNSでの拡散・ユニフォームへのロゴ掲載など、方法はいくつかありますが、知名度が高いチームであるほど認知効果はあります。

例えば、利用しているゲーミングデバイス(マウスやキーボード)メーカーの場合、プロ選手がそのメーカーのデバイスを利用して世界大会に出たとします。一般のプレイヤーから見れば「憧れのあの選手が使っているから同じものを使いたい」「あのデバイスを使えば強くなれるかも」といった思考を持つのは自然です。

選手にファンが多ければ多いほど、そのように思うプレイヤーは多くいて、購入につながるプレイヤーも存在します。

また、プロ選手が使用しているデバイスは、注目されがちです。

選手自身がYouTubeで紹介することもありますが、使用デバイスをまとめてあるサイトも多数存在します。

このようにデバイスメーカーの場合は、チームや選手自身のプロモーション以外にも、そのファンによる拡散や、メディアへの掲載が考えられるため、訴求効果は高いと考えています。

企業イメージの変化

企業によっては、イメージを変えるためにeスポーツチームやイベントのスポンサーにつくこともあります。

少しお堅めの企業がeスポーツという若年層が多い市場に参入することで事業のターゲット層を変えたり、eスポーツに参入しているという事自体が世間に認知された場合は、私ならチャレンジ精神のある面白い会社という印象を持ちます。

ただし、これはメリットでもありデメリットでもあります。企業のイメージを変える場合はよく考えてから行動に移したほうが良いかと思います。

eスポーツチームのスポンサーになるデメリット

チームの不祥事が企業にダメージを与える

当然ですが、チームや所属するメンバーがSNS上で炎上すると、スポンサーもダメージを受けます。

過去に何度もそのような事例がありますが、スポンサー解約、炎上したメンバーの除名などの対応をとっても、傷を修復するのには時間がかかります。

ゲームタイトルにもよりますが、年齢が若ければ若いほど、そのリテラシーの低さから炎上につながる可能性が高いです。

ただしチームによってはリテラシー教育をしているところもありますので、スポンサーになりたいチームを見つけたら、一度聞いてみても良いかもしれません。

チームの採用しているタイトルが続くか不明

eスポーツのゲームタイトルは多くあります。

eスポーツとして認知されているのであれば、ある程度の規模のプレイヤーは存在しますが、そのゲームが今後も続いていくかは開発会社のプロモーションや方針次第かと思います。

せっかくスポンサーについても、チームが採用しているゲームタイトルが縮小傾向にあるのであれば、認知拡大効果は見込めません。

スポンサードするチームの選び方

過去に炎上がないか調査する

炎上してしまったら企業のイメージダウンに繋がりますので、絶対に確認しておきたい点です。

SNSやインターネットで検索して調べましょう。

チームが採用しているゲームタイトルのユーザー層を調査する

ゲームによって、中高生が多いのか、20代前半が多いのかなどユーザ層は異なりますので、事前に調べてから参入しましょう。

チームの実績を調査する

  • 選手が世界大会に出場した
  • イベントで多くのプレイヤーを集めた
  • 大規模なイベント主催経験がある

など、何でも良いのですが、チームの活動において実績と思えるようなものを調査し、他のチームと比較をしましょう。世間に対して影響力が大きいほど、企業としての認知度拡大につながります。

最後に

企業もスポンサードするチームも、中にいるのは人です。

運営するチームの色や方向性など、実際に話して確認するのが良いかと思います。

以下のようなお悩みをお持ちの方は、是非一度お問い合わせください。

・どこかのチームスポンサーになりたいが、チーム選びで悩み事がある
・チームスポンサーではなく、eスポーツのイベントを一緒にできるチームを探している
・eスポーツに興味があるため、情報収集をしている。
・eスポーツ関係者とカジュアルにお話がしたい。

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