新キャラのオルター登場や、さまざまな調整が行われたシーズン21ですが、どのようなアプデが行われたのか、全容を把握できていない人も多いのではないでしょうか?
アプデ内容を把握していないことで、いわゆる「わからん殺し」をされてしまい、場面によっては理不尽な負けにつながってしまうケースも多いため、アプデ内容をしっかり把握することも重要です。
今回の記事では、シーズン21で行われたアプデの内容を解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。
シーズン21の主なアップデート内容は?
まずはシーズン21のアップデートで行われた変更点から解説していきます。
今シーズンではかなり多くの調整などが行われたことで、シーズン20よりもさらに環境が変化しました。
内容を把握していないことで試合で不利になってしまう可能性もあるので、ぜひ本項の内容を参考に、シーズン21で行われた変更点を把握するようにしましょう。
新モードの追加
シーズン21では久々にソロモードやクワッズが登場しました。
ソロモードは名前のとおり、味方がいない完全に1人で戦っていくモードとなっており、キルされても1度だけならリスポーンして復活することができます。
また、武器にはアタッチメントが最初から装着されているので、わざわざアタッチメントを集める必要がなく、集中して索敵しつつ、1V1の戦闘を楽しむことができます。
そしてクワッズでは、従来の3人チームから4人チームに変更され、 全15チームによるバトルロイヤルが楽しめます。
1人部隊の数が増えるだけでそこまで変わるのかと思う人もいるかも知れませんが、より戦術の幅が広がるだけでなく、4V4の戦闘は3V3よりも大規模かつ正確な状況判断が求められるようになるので、より白熱した戦いが楽しめます。
一部キャラクターのバランス変更
登場する数人のキャラクターにバランス調整が加えられました。
これまであまりランクや競技シーンで活躍が見れなかったキャラクターたちに焦点が当てられたバランス調整になっており、キャラによってはかなり使いやすくなったり、強くなったキャラもいます。
例として、アッシュは敵を拘束するスキルであるアーススネアが、これまでは使用する際に武器をしまうため、拘束してからすぐに攻撃するのが難しく、なかなか火力を出しづらいという欠点がありましたが、今回の調整でアーススネアを構えながら武器を撃つことができるようになったため、非常に使いやすくなりました。
そしてバリスティックも、スマートバレットのダメージが上昇したり、スリングでストックしている武器をアーマーのレベルに応じて強化したりと、こちらもより戦闘で輝けるような調整を獲得しています。
このようなバランス調整が、今シーズンのアプデでは多くのキャラにはいっています。
武器のバランス調整
今シーズンでは主に遠距離から強力な火力を出していたリピーターやロングボウを始めとしたさまざまな武器が調整されており、遠距離からの射撃で理不尽なキルをされることも多かったシーズン20と比較してかなり戦いやすい環境になっています。
とくに遠距離戦で猛威を振るっていたスカルピアサーが、ロングボウやリピーターから削除された影響は大きく、より中距離での戦闘が重要になってくる環境になったため、再びSMGを使った戦いが楽しめるようになっています。
シーズン21の注目ポイントは?
次にシーズン21の注目ポイントもいくつか解説していきます。
アップデートはされたものの、どういったところに目を向けるべきかわからないという人は、ぜひ本項を参考にシーズン21の重要ポイントを把握してください。
武器環境の変化
前述しているように、シーズン21では遠距離武器があらかた弱くなった影響で、中距離での戦闘が非常に大事になってくる環境になっています。
中でも強い武器として競技シーンでも頻繁に使われているのがヘムロックとハボックの2つで、ヘムロックの場合は3点バーストによる遠中距離での安定した火力が魅力的で、ハボックはリコイルなどに癖はあるものの、しっかりと弾を命中させることでとてつもない火力を出すことができるため、非常に強力です。
また、近距離での戦闘で使うために、ARとSMGをセットで持つ構成も流行を見せており、ハボックやヘムロックの相方として、ボルトやプラウラーが採用される傾向にあります。
近距離武器だとショットガンも強いのではと思う人も多いかもしれませんが、ショットガン系統の武器は過去にされた弱体化調整の影響が大きく、一部のキーマウプレイヤーが使うのみで、パッドのプレイヤーで運用することは非常に少ないです。
そして、スナイパー系統の武器に関しても、ウイングマンは拡張スナイパーマガジンが付けれなくなっている影響で安定性に欠け、ロングボウやチャージライフル等も別の武器を持ったほうがいいという結論になってしまうことから、ランクなどでも採用されることはあまりありません。
総評として、シーズン21はこれまで以上に中距離戦環境であり、ARやSMGを使った戦いが多い環境となっています。
キャラの環境変化
前述したキャラクターのアップデートで、シーズン21ではブラッドハウンドが唯一といってもいいかなりの弱体化を受けましたが、今のところは依然強力なことに代わりはなく、競技シーンでも未だに採用されることもあります。
また、スカーミッシャークラスのキャラクターでは、ホライゾンやレヴナントのほか、パスファインダーなどのキャラクターが強いキャラとして評価されることが多く、ランクでも多くのチームが採用しています。
他には、自己蘇生や復活速度の上昇といったアップグレードが可能なライフラインや、弱体化されても強力なスモークで、攻めや逃げを展開できるバンガロールが、シーズン21では強いキャラとして、ランクなどで活躍しています。
マップの調整
今回のアップデートにて、ユーザーから不評だったブロークンムーンにリワーク調整が行われました。
かつてのブロークンムーンは、初動が他の部隊と被りやすいために、安定した初動が狙いにくかったり、移動が快適なレールがマップ中にあることで、非常に漁夫が来やすく戦闘が安定しないといったことから、非常に悪評の強いマップでした。
しかし、今回のリワークによって、街の数が増えるといったアプデが行われ、初動の安定性が向上したため、非常に戦いやすい環境になりました。
漁夫が来やすい点には未だに注意が必要ではありますが、それでも依然よりは格段に戦いやすいマップになったので、ランクで遊ぶマップとしてふさわしい完成度になったといえます。
シーズン21の注意点
さまざまな調整によって遊びやすくなったシーズン21のAPEXですが、同時に現環境で注意しなければいけないこととして、過去最高クラスに増えているチーターなどの存在です。
これはPS5などのCS版においても同様で、現在ではSwitchを改造してチートを使用している悪質なユーザーや、依然から確認されているコンバーターによるキャラコンや強烈なエイムをしてくるユーザーもいます。
また、これらに対しての運営側による対応があまり見られず、あからさまチーターであっても、現在ではBANされることがあまりない状況です。
特にランクでは上位になればなるほど上記のようなユーザーは増えている傾向にあり、安定した勝利が難しい理由には、これらの不正行為ユーザー増加も理由に挙げられます。
もし上記のようなユーザーと遭遇した際には、必ず報告を行うようにし、一刻も早くBANされるようにしましょう。
まとめ
今回はAPEXのシーズン21で行われたアプデ内容の解説をしていきました。
シーズン21は武器の環境変化が目覚ましく、より中距離での戦闘が重要な環境となりましたが、キャラの環境自体はブラッドハウンドの手痛い弱体化はあったものの、あまり変化がない状況となっています。
ゲームとして評価できる点もある中で、ランクの難易度上昇やチートやチーミングなどの不正行為も増えている状況になっており、運営の早急な対応が望まれる状況です。
ぜひ本記事の内容を参考に、シーズン21のアプデ内容をしっかり把握し「わからん殺し」がされないように環境に合った戦い方を心がけましょう。